二つのキーの同時押し

ウィンドウ操作がスムーズにできないままでは、操作に当たって効率が悪くなります。特に業務では、メールを確認しながらWordの文章を修正し、同時にインターネットで用語の調べ物をするといったように、複数のウィンドウを使うのが当たり前だからです。そこでWordやExcelの操作に先立って、基本的なウィンドウ操作とカーソルとの関係などを見ていきましょう。

ついでながらパソコンでは、同じことを実現するのに、さまざまな操作方法があります。これは、どれかひとつを知っていれば特に困りません。ただ、いろいろと知っていると場合によって使い分けができるようになり、便利です。

基本〜最小化と最大化、位置移動とサイズ変更

☆Windowsの基本操作のまとめ──削除、切り取り、貼り付け、コピー、置換 ・削除:まず文字列ならば、削除したい文字の前か後ろにカーソル(ピカピカ点滅しているところ)を持って行きます。カーソルの前にある文字を消したいときは「バックスペース」で、カーソルの後ろにある文字を消したいときは「デリート」で、一文字ずつ削除できます。この二つの機能は大切なので、混同しないように注意しましょう。ピカピカの先(右側)を消すのがデリート、ピカピカからバックして前に入力したものを消すのがバックスペース、です。そして削除したい文字が多い場合には、範囲指定をしておいて「デリート」で一気に消すこともできます。 ・切り取り:文字列をまったく削除してしまうのでなく、続いてそれをどこかに使いたいときには、切り取っておいておきます。「切り取り」にはいくつかの方法がありますが、まず切り取りたい文字列をマウスで選択して文字を反転させます。それから「右クリックして、メニューの中から切り取りを選ぶ」「03では標準ツールバー・07ではホームのハサミの絵のボタンをクリックする」「キーボードのコントロールキーとXを同時に押す」などです。切り取られた文字列は、クリップボードという見えないところに保持されています。 ・文字列の移動:Wordでは移動したい文字を範囲指定してドラッグすると移動できますが、それはWordの機能であって、Word以外でもできるとは限りません。普通は「移動する」という風に一気に操作することはできないので、まず「切り取って」それを移動したいところに「貼り付ける」という二段階の操作になります。貼付けにもいくつかの方法があり、貼り付けたいところで「右クリック、メニューの中から切り取りを選択する」「03では標準ツールバー・07ではホームのリボンのクリップボードの絵のボタンをクリックする」「キーボードでコントロールキーとVを同時に押す」などです。 ・文字列のコピー:同じ文字列をコピーしたいときも、「コピー」して「貼り付け」という二段階の操作になります。移動のときと同様にコピーしたい文字列を選択し、「右クリックして、メニューからコピーを選択する」「03では標準ツールバー・07ではホームの、同じ紙が二枚コピーされている絵のボタンをクリックする」「キーボードでコントロールキーとCを同時に押す」などでコピーができます。ドラックで移動できるものは、コントロールキーを押しながらのドラッグでコピーが可能です。これらは移動と違ってコピーなので、元の文字列は元の場所にも残っています。 ・置換:範囲選択した状態で、新しい文字列の入力や貼付けを行うと、範囲選択されていた文字列全体に、新しく入力した文字列や貼り付けられた文字列が一気に置き換えられます。ファイル名をつける場合に、青くなったり黒くなったりといった、選択された状態で入力すると一気に変わるのは、これと同じ原理です。せっかく、上書きできるようになっているのに、いちいち「クリックしてその文字列を消して、それから入力する」という手間をかけないように注意しましょう。 ▼ 文字の削除や移動やコピーの方法は、Windowsに共通です。Excelのセルと行と列も同じように扱えますが、少し違うところもあるので、頭の中でよく整理しておいてください。 ☆クリップボードについて  コピーや貼付けをする際に、パソコンの中で、コピーしたり貼り付けたりしたいデータを保持している、仮想的な場所のこと。文字列だけでなく画像なども保持するし、コピーした文字列のフォントサイズや色などの書式データも一緒に保持されています。  貼付けをすると、クリップボードにあるデータが貼り付けられるという訳です。逆に言うと、何もクリップボードにない場合には、右クリックをしても「貼り付け」のメニューは使えない状態になっています。 会社のシール