単に「サイズ」というけれど〜画像サイズ確認

単にサイズと言っても、デジカメで撮った写真やペイントで描いた画像の場合は、いっそう複雑です。ファイルとしての容量のサイズ(バイト数で表せるもの)と、実際の縦横のサイズ(ピクセル数で表せるもの)と、表示の際に拡大あるいは縮小した見かけ上の表示サイズがあるからです。

デジタルデータはどんなサイズで表示することもできますが、実は等倍で表示したほうがきれいです。拡大するとアラが見えるし、縮小すると細かい部分がつぶれてしまうからです。とはいえあまり等倍での縦横を意識することがないので、ここではそこを詳しく見ていきましょう。

写真の縦横のサイズを実感してみよう

写真のファイルをダブルクリックすると、写真を扱うソフトか、フォトギャラリーというプレビューが立ち上がります。だいたい画面に全体が表示される見やすい大きさに表示されます。でもこれが、写真の実際の縦横のサイズとも限りません。だいたい全体像が見えるように自動的に縮小されて、表示されているからです。

試しに下の「たんぽぽの写真」というリンクをクリックしてみてください。インターネットを閲覧するソフト(インターネットエクスプローラなど)の別ウィンドウでたんぽぽの写真が開きます。写真の上では、カーソルが虫メガネ型になっているはずです(なっていなければ、いったん新しく開いた画面のどこか白い部分をクリックして、新しく開いた画面をアクティブにしてください)。すると、虫メガネのレンズの部分に「+」の記号が出ています。これは「倍率をプラスにします」つまりクリックすると元のサイズに拡大します、という合図です。クリックするとねもともとのサイズがびっくりする大きいことがわかると思います。また一度クリックしたら虫メガネのレンズの部分が「倍率をマイナスします」という「−」になっています。+マークと−マークの虫メガネのカーソルは、元のサイズと全体が見えるサイズの切り替えだという事です。

たんぽぽの写真

これはインターネット上にある写真を見ているのですが、自分のパソコンにある写真を等倍で見たいときには、ペイントで開いてみましょう。ペイントは、勝手に拡大したり縮小したりせず100%のサイズで開いてくれるからです。まず画像ファイルのアイコンで右クリックして、「プログラムから開く」を選択し、ペイントを選んでください。たとえばさっきのたんぽぽの写真は、こんな風に表示されます。お花の部分はスクロールしないと見えてきません。

ペイントの画面

縦横のサイズと表示上の倍率を確認してみよう

画像は、ダブルクリックすると「ピクチャーマネージャーなど画像を編集することのできるソフトで開く」か「フォトギャラリーなど編集はしないソフトでプレビューする」か、パソコンの設定によってどちらかです。どちらの設定になっていても、右リックして「開く」か「プレビュー」かを選ぶことができます。たんぽぽの写真を、開いてみましょう。

これは2.74MB(メガバイト)の写真ですが、容量が大きすぎて、フォトエディターだと開けません。ピクチャーマネージャーなら開くことができます。ピクチャーマネージャーで開くと縦横のサイズ(といっても横×縦ですが)では3264×2448だとわかります。これは、計算すると800万画素近くです。ディスプレイサイズよりかなり大きいです。私のパソコンでは、26%に縮小すると、ちょうど画面いっぱいぐらいのサイズで表示されるようです。

画像の倍率と縦横

ご自分で試してみたい方は、リンクを右クリックして「名前をつけて保存」を選択し、ピクチャやデスクトップなどわかりやすいところにに保存して、ピクチャーマネージャーで開いてみてください。

フォトエディターとピクチャーマネージャー

フォトエディターピクチャーマネージャー
フォトエディターとは、OfficeXPまで標準でついていた、マイクロソフトの画像編集ソフトです。Office2003から、フォトエディターの代わりに、ピクチャーマネージャーがつくようになりました。オフィスが入っていれば、スタートボタンからMicrosoftOfficeツールなどの名前のフォルダから開くか、画像を右クリックして「プログラムから開く」の選択肢の中にあります。

写真の縦横のサイズとデジカメの設定

パソコンで見るだけなら、あるいは絵葉書くらいのサイズに印刷するなら、800万画素の写真を撮る必要は全然ないんだということはつかめたでしょうか。その4分の1の、200万画素でもまだ大きすぎるくらいです。なぜなら写真は、拡大してもアラが見えてくるし、縮小しても細部がつぶれてくるので、もともとのサイズが一番きれいに見えるからです。

たとえばニコンのカメラでは、撮影時のモードにF(ファイン)、N(ノーマル)、B(ベーシック)とありますが、絵葉書程度ならBで充分です。とはいえカメラの性能を活かしきっているとは言えませんので、パネルにしたり引きのばしたりする場合にはFで撮るといいでしょう。もちろんポスターサイズで印刷するようなプロ仕様の写真を取る場合には、1200万画素でも、最もきれいに取れるRAWデータ(ロウ、と読みます。生データという意味です)という規格で撮れるカメラなら、そのほうがきれいです。
逆に、普通の写真サイズ(いわゆるL版)で印刷したりワードに貼ったりする分には、640×480の「VGA」で充分ですね。これでもまだ大きいくらいですが、最初からこのくらいで撮ると、容量も小さくなるしWordに貼ってもきれいだということです。またひとつの記録メディアに対して、高画質だと何枚も保存できないけれど、小さな写真として撮るととてもたくさん保存できるというのもあります。どのモードで、何枚くらい保存できるかについて、詳しくは取扱説明書などを参考にしてみてください。